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ミニトマト待望の初出荷 松野さんが農業に挑戦

経済

公開:2020年2月1日

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小田原北条トマト プチぷよほっぺを収穫する貴記さん
小田原北条トマト プチぷよほっぺを収穫する貴記さん

 小田原市成田のビニールハウスで、ミニトマトが初めての収穫時期を迎えている。手掛けるのは、湯河原町吉浜の松野貴記さん(52)。会社員の兄・辰美さん(55)と2年前に(株)バディーズファームを立ち上げ、将来は兄弟で農業を営む予定。先行して松野さんが現場を担っている。

 内装業から農業に転向した松野さんは「一番は野菜が好きだったから。業種は違えども、ものづくりに携わり続けたい」と意気込みを話している。親戚が農家だったこともあり、幼いころから農業に親しみを感じていたという。

 農地取得に苦労したが、ようやく借地契約を交わした耕作放棄地に25m×9mのビニールハウスを2棟建て、そのうち1棟で昨年10月から栽培を開始。480本の苗から1トンの収穫を見込んでいる。栽培するミニトマトは「プチぷよ」という品種で、皮が薄く果肉の層が厚いのが特徴。「甘くてフルーツのよう」と都内や大阪の都市部で人気を集めている。日焼けしやすく、葉にこすれただけで傷になるデリケートな品種のため、慎重に育てている。ハウスには、太陽光を吸収して植物に養分を与える特殊なネットを使用。光と土壌の水分量をセンサーで感知する「日射比例式かん水コントローラー」を用いて品質の安定を図っている。

 松野さんは地元への愛着を込めて「小田原北条トマト プチぷよほっぺ」と名づけた。朝ドレファーミ成田店で数量限定で販売中。(問)株式会社バディーズファーム【電話】0465・46・6993
 

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