小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年5月30日
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小田原市梅研究会は5月20日、市内上曽我の瑞雲寺で「梅の初もぎ」を実施した。同会によると、今年は比較的温暖な気候が続いたため、梅干し用の「南高」や梅酒用の「白加賀」の開花が平年より早く、関東で一番早い梅の収穫となった。
同会は今年の市内での収穫量について梅酒用75t、梅干し用130t、計205tと予想。近年、最も不作だった昨年(計139・1t)と比べ、およそ5割増と見込んでいる。特に南高は豊作が期待できるという。
収穫した生梅は、JAかながわ西湘成田総合選果場に運び、梅酒用は6月3日(水)まで、梅干し用は6月9日(火)から販売する。同会の星野和夫会長は「家族で梅ジュースや梅干しづくりを楽しんでもらえれば」と話した。