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公開日:2020.08.01
久野周辺屋外施設
情報集約で相乗効果を
新サイトで魅力一括発信
小田原市久野周辺に点在する屋外施設をPRするHP(ホームページ)「小田原フォレストベース」がこのほど開設された。キャンプ場や子ども向け施設、植物公園など多様な拠点情報を集約し、幅広い世代にエリア全体の魅力を発信していくことが目的。サイト運営者らは施設間を回遊する地域相乗効果にも期待を寄せる。
同サイト(https://odawara-forest-base.com)は久野にあるわんぱくらんど、いこいの森、RECAMPおだわら、辻村植物公園、フォレストアドベンチャー・小田原と、荻窪にあるフォレストバイクを紹介。施設同士の合同企画など各種情報が掲載されている。サイトはわんぱく・辻村共同事業体及び、いこいの森共同事業体が運営する。
これまで各施設はそれぞれのHPなどで情報発信しており、地域全体の波及効果が生み出せていない課題があった。今年度、いこいの森キャンプ場がリニューアルされ、管理運営が市森林組合単独から、わんぱくらんどを運営する市事業協会、フォレストアドベンチャー運営の(株)T―FORESTRY、キャンプ場の企画開発を行う(株)Recampも参画。それぞれ施設同士の連携が生まれたことで集約サイトが構築された。
「市民に再認識を」
毎年35万人以上の家族連れが訪れるわんぱくらんどに加え、アウトドアパークとして2010年に開業したフォレストアドベンチャーも現在は年間2万5千人を集客。リニューアルしたキャンプ場も7月の連休時にはキャンセル待ちが300人超、週末の利用予約も10月まで埋まるなど好調なスタートを切った。
一方で昨今のアウトドアや森林レクリエーション需要の高まりで、同エリアは首都圏など市外からの利用が多くなっている。いこいの森を運営する市事業協会の日下部昌克さんは「さまざまな世代に応じた楽しみ方ができる場所として、エリア全体のイメージも変わってきた。近場で1日過ごせる地域として市内の人にも再認識してほしい」と話している。
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