日本初「瓶入り珈琲牛乳」 販売開始は国府津駅だった

社会

掲載号:2021年5月8日号

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瓶入りだった頃の珈琲牛乳(左)=守山乳業提供
瓶入りだった頃の珈琲牛乳(左)=守山乳業提供

 4月20日は、日本記念日協会により「珈琲牛乳の日」と認定されている。これは守山乳業(株)(本社・平塚市)の創始者・守山謙氏が日本で初めて瓶入りの珈琲牛乳をつくり、1923(大正12)年、東海道線国府津駅構内で販売開始した日を記念したものだ。同社の担当者は「2015年10月に認定された。とても誇らしく、当時社内がすごく盛り上がった」と話す。

飛ぶように売れた新商品

 担当者によると、大正末から昭和の初めはコーヒーも牛乳も、まだ一部の新しもの好きのための高級な嗜好品だったという。守山氏が配合を工夫し、誰もが美味しく飲める商品を開発したのが珈琲牛乳の始まりだ。珈琲牛乳を煮沸消毒することで1週間程度日持ちさせることに成功し、98年前の4月、瓶入りにした珈琲牛乳を国府津駅構内で販売開始した。

 「並弁当が1箱35銭だった当時で1本20銭とかなり高額。それでも飛ぶように売れた。持ち運びできて日持ちする飲料が珍しかったこともあるのでは」と担当者。その後さらに研究を重ね、3、4カ月の保存が可能になり、やがて国内で幅広く販売される大ヒット商品に成長した。

 現在は「2003年の規約改正で、生乳100%製品のみ『牛乳』という表記が用いられることになり『珈琲牛乳』の名称が使えなくなったのは残念」と同担当者。瓶の需要減などを背景に、すでに製造終了しているが、「記念日を機に、こういう商品があったことを若い世代にも知ってもらえたらうれしい」と話している。

昭和初期の殺菌設備=同
昭和初期の殺菌設備=同

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