小田原市は7月1日、会議室やコワーキングスペースとしての施設「おだわらイノベーションラボ」を、ミナカ小田原の小田原新城下町2階に開設する。行政と企業・団体との連携推進や、企業同士のビジネスマッチングなどの促進を目的とした交流拠点となる。
同施設は、現在の「ミナカ コワーキング」のスペースに開設する。床面積177・54平方メートルの室内の一部が、市未来創造・若者課などの職員が常住する執務スペースとなるほか、フリーWi-Fiを利用でき、会議室やコワーキング、テレワークのスペースとしても無料で活用できる。
現在のミナカコワーキングは有料で個人利用が可能だが、おだわらイノベーションラボの利用対象は、おだわらSDGsパートナーの登録企業・団体や、3月に設立された「小田原市デジタルイノベーション協議会」の会員などとなる。ただ、これらの会員以外の企業でも、7月から市のHPを通じてコワーキングスペースの利用証の申請が可能になる。
市は「多様な地域課題の解決には、さまざまな企業が持つスキルやノウハウの活用が肝要」と、公民連携の拠点づくりを模索していた。
7月1日にオープニングイベントが行われ、利用は当日午後5時以降。平日は午前10時から午後9時まで、土日祝日は午後7時まで。問い合わせは同課【電話】0465・33・1738へ。
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