小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2021年10月23日
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小田原市が10月４日、和歌山市で発生した水管橋崩落事故を受け、市内の水管橋など３カ所を緊急点検した。いずれも異常はなかった。
和歌山市での崩落事故は10月３日、紀の川にかかる「六十谷水管橋」で発生。約６万世帯が断水となった。
今回の事故を受け、市は事故が起きたものと同様の構造の酒匂川水管橋（報徳橋上流）、狩川水管橋（狩川橋下流）、小田原厚木道路添架管（酒匂川橋梁）の３カ所で緊急点検を実施。管体の腐食や漏水、橋や橋台部のズレなどを点検したところ、異常はなかった。
市上下水道局水道整備課の担当者は「もし漏水など異常箇所を発見した場合はすぐに連絡して欲しい」と話している。
水管橋とは河川や水路などに設けられた送配水用の橋梁のこと。小田原市では年に１回、小さい水路などに関しては数年ごとに定期点検・調査を行っている。
