小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化
公開日:2022.01.15
新春恒例のはしご作り
小田原鳶職組合
出初式の花形「はしご乗り」。小田原鳶職組合では、華麗な技を披露する乗り子を支えるはしごを、毎年1月4日に松原神社の敷地内で作っている。昨年はコロナの影響ではしご乗りが中止となり、今年は2年ぶりのはしご作りだ。
長さ3間半(約6・3m)の2本の竹に穴を開け、15個のコマを付ける。最上部の2つは、演技中につかみやすくするため両端を指1本分ほど長くする。竹の中央部分は曲線を描くように絞るのが「粋」だ。
小田原市消防出初式での出番は、雨のために中止に。同組合小頭の湯川吉寛さんは「新人の乗り子も練習してきたので、どこかで披露する場があれば」と話している。
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