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小田原・箱根・湯河原・真鶴 経済

公開日:2022.02.12

希少「白いキクラゲ」出荷
小田原 神田農園で栽培

  • 「小田原きくらげ白姫(しき)」と名付けた白いキクラゲを栽培する神田さん

 洋ラン農家からキクラゲ農家に昨年事業転換した「神田農園」(小田原市寿町・神田智充代表)で1月下旬から「白いキクラゲ」の本格的な出荷が始まった。

 現在流通している国産キクラゲのほとんどは、色が黒いキクラゲ。同園に「白いものはないか」と問い合わせがあったことから栽培に着手した。

 黒も白も同じアラゲキクラゲという品種。通常より白いものを集めて栽培していくと、白いキクラゲが育つという。真っ白にならない場合もあり、栽培数が少ないことから希少性が高い。

 同園では白いキクラゲの菌床をひと月に40〜50ほどを育てているが、出荷できるのは6割程度。神田さんは「黒とはまた違うプニっとした食感。おでんの具やデザートにも。新たな小田原の名物になれば」と話している。市内のスーパーでも販売中。(問)同園【電話】0465・35・7845

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