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小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育

公開日:2022.03.05

「若者呼び込む」旅行を発表
函嶺白百合高校でPBL

  • 旅行プランを映し出し、プレゼンする生徒たち

 函嶺白百合学園高等学校(柳宗一郎校長)で2月21日、高校2年生31人によるPBL授業の発表会が行われた。

 PBLはプロジェクト学習とも呼ばれ、企業や自治体の課題をテーマにディスカッションとプレゼンテーションを繰り返して解決策を導き出すというもの。生徒たちは6チームに分かれ、「若者を呼び込む」「SDGsを訴求する」を踏まえた「箱根の観光を活性化する旅行プラン」の企画提案に取り組んできた。

 発表会では箱根DMOと旅行会社に対して、各チームが熱心にプレゼンテーションを行った。「地域通貨」や「ご当地アイドルグループの結成」「オリジナルマイボトル」「スタンプラリー」など、さまざまなアイデアが発表された。

 6チームの中で1位に輝いたグループは、「プレイバック!学生時代の修学旅行」をコンセプトに、公共交通機関を利用した旅プランを紹介する「旅のしおり」を提案。休日に現地を訪れ作った力作で、SNSを使って箱根をアピールする点なども高く評価された。

 箱根DMOの佐藤守専務理事は「コロナ下で予定通り授業ができない中、どのチームもよくまとめてくれた。想定外のアウトプット」と生徒を称賛。授業に協力してきたNPO法人SoELaの岡部佳文代表理事は、「PBLは答えがない授業。考え方、導き方など、次のステップにつなげてほしい」と話した。

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