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歴史と現代 アートでつなぐ 小田原城町芸術祭始まる

文化

公開:2022年3月5日

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瀬戸米穀店精米工場でアーティストの今西勇太さんと打ち合わせをする平井さん(左)
瀬戸米穀店精米工場でアーティストの今西勇太さんと打ち合わせをする平井さん(左)

 アートで小田原の歴史と現代をつなぐ「小田原城町芸術祭」が小田原中心市街地(銀座通り・宮小路・かまぼこ通り)で3月4日から始まった。

 この芸術祭は、2016年に始まった「おだわら城町アートプロジェクト」の後継事業として企画。和光大学教授で博物館経営などを研究する平井宏典さん(42・真鶴町)がディレクターを務め、「beyond distances」(隔たりを越えて)をテーマに、歴史的な建造物や商店など10カ所に市内外のアーティストによる現代アート作品を展示する。現代の地図と古地図を重ねて会場を巡る仕掛けで、江戸と現在の変化を見比べながらまちとアート作品を楽しめる。

 平井さんは「関東大震災の被害を受けた小田原には伝統的な建築物が少ない。しかし、歴史は失われたわけではない。歴史、文化、風土に触れて制作されたアート作品で新たな気づきや刺激をもたらすことができれば」と期待を込める。

 開催は3/4〜6、11〜13、18〜21、午前11時〜午後5時。観覧無料。受付は旧岩政商店、瀬戸米穀店精米工場。(問)フェイスブック・インスタグラム「小田原城町芸術祭」。

◀パンフレットおだわら城町アートプロジェクト実行委員会主催/ほっとファイブタウン共催
◀パンフレットおだわら城町アートプロジェクト実行委員会主催/ほっとファイブタウン共催

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