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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2022.04.09

寄付

 小田原市内の企業などが3月、「地域の社会福祉に役立てて欲しい」と、社会福祉法人小田原市社会福祉協議会(小野康夫会長)に寄付した。

株式会社 マルク

 小田原市内で学生服などを扱う(株)マルク(高井哲也代表)が3月11日に布製マスク600枚を同協議会ボランティアセンターに寄付した。

 今回寄付された布製マスクは、同社が新型コロナウイルス感染症の蔓延を受けて、シカゴ大学とアルゴンヌ国立研究所(アメリカ)の論文をもとに、目の細かい2重の綿生地を使用したオリジナル商品。ベトナムなど同社の海外工場で縫製などを手掛けている。不織布マスクと併用することで、医療従事者などが着用する「N95規格」と同等の機能があるという。

 同協議会の小野会長は「災害時に活用する備蓄用と小田原市支会で行う同募金運動に活用させていただきます」と感謝を述べた。

 また、同社では足柄上郡、下郡合わせ2市6町の社会福祉協議会に同様のマスクを計6000枚以上を寄付している。高井代表は「海外工場のスタッフがこれまでが培ってきたものづくりの技術を役立てることができうれしい。使ってもらえれば」と話した。

第一信用組合ほか

 小田原第一信用組合(内藤良一理事長・小田原市栄町)が3月16日に車イス3台、また同組合と株式会社オリエントコーポレーション、社団法人神奈川県信用組合協会が24万5682円を寄付した。

 同組合は過去に車両3台も寄付している。車イスは同組合の職員から寄付を募り、2002年から定期的に贈っている。今回で計68台になる。

 寄付金は、全国の信用組合とオリエントコーポレーションが提携したクレジットカード「しんくみピーターパンカード」からの浄財。同カードは「すべての子どもたちとその家族の、こころと身体の健全な育成」を支援しており、利用額の一部を難病や障害を持つ子どもとその家族の支援などに使っている。

 内藤理事長は「微力ながらも少しでも社会貢献ができるよう、継続していきたい」と話した。

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