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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2022.04.16

小田原箱根健診クリニック
「受診率向上に貢献したい」
市の特定健診

  • 小田原箱根健診クリニックの成毛院長(中央)

 ミナカ小田原タワー棟7階にある「小田原箱根健診クリニック」は2月にオープン1周年を迎えた。土・日・祝日も受診できる同クリニックには1日30人ほどが健診に訪れるという。生活習慣の改善やメタボリックシンドロームの発見・予防のための市の特定健診も取り扱っている。

 特定健診は市内の受診率が低迷しており、市の統計によると2019年度の40〜74歳の受診率は28・1%。県内33市町村で23位と低い水準にとどまった。最新の統計である20年度では27・8%とさらに低下。市は特定健診の普及・啓発に力を入れたいとしている。

 同クリニックの担当者は「健診の受診率向上に貢献したい。年度末は混み合うので、市から受診券が届いたら、なるべく早めに予約を」と話している。

 また、特定健診だけでなく小田原市、箱根町、湯河原町、真鶴町の行政指定健康診断も行っているほか、検査内容を合理化した人間ドック・健康診断プログラム(約3時間)も用意。同クリニックの成毛友希院長は「健診などを通じて、予防する医療の大切さを伝えていきたい」としている。

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