「北條五代 歴史と文化の祝典」(主催/小田原市観光協会)が5月3日(火)、小田原城周辺で開催される。「小田原北條五代祭り」を今年は名称変更して行う。
市内最大の観光イベント小田原北條五代祭りは、新型コロナの影響で過去2年、中止や大幅な規模縮小となっていた。
3年ぶりに本格的な開催となった今回も、観客の密集や集中の抑制に注意が払われている。
オープニングイベントは小田原三の丸ホールで開催。第1部ではシンポジウム「戦国大名 北条氏の魅力を探る」(午前10時50分〜)で、基調講演を静岡大学名誉教授・小和田哲男さんが「戦国大名 北条氏の魅力」、小田原城天守閣館長・諏訪間順さんが「戦国最大の城郭 小田原城の魅力」をそれぞれ行う。その後、対談「北条氏の魅力を発信するために」が予定されている。会場観覧は事前予約者のみ(受付終了)だが、ユーチューブ、J‥COMアプリ「ど・ろーかる」などで配信される。
第2部は市内学生による吹奏楽演奏「北條五代音楽祭」(午後2時〜4時・観覧不可)で、ユーチューブでオンライン配信する。
3年ぶりに復活する武者隊パレードは、武者隊の人数とルートを縮小する。午後1時25分に小田原城址公園銅門広場を出発(出陣式は行わない)し、約1時間かけて巡行する。ルート上の小田原宿なりわい交流館、青物町交差点、浜町1丁目の3カ所では、それぞれ風魔忍者チームのパフォーマンスや鉄砲演技が行われる(12時45分〜1時35分)。
二の丸広場では3日と4日(水)、「オダワラデイキャンプ2022オープンマルシェ」が初開催(午前10時〜午後5時)。キッチンカーや地元クラフトビールの出店などが予定されている。
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