戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2022.06.04

未来に善意をつなぐ
箱根LCが60周年

  • 建立した顕彰碑とクラブメンバー

  • あいさつに立つ太田会長

 箱根ライオンズクラブ(太田明宏会長)が60周年を迎え、5月20日に大涌谷で記念事業を、26日に箱根ホテルで記念式典と祝賀会を行った。

 同クラブは県内では横浜、小田原に次いで歴史があり、結成当初から小学生全児童への「黄色い帽子プレゼント」を続けている。また、町内観光名所の清掃、献血活動など、年間を通じてさまざまな奉仕活動を実施している。

 記念事業では、顕彰碑「渋沢栄一翁箱根を拓く」を箱根温泉供給株式会社に寄贈。渋沢栄一は1930年に同社を設立し、大涌谷温泉の造成と各地への供給事業を行った。同クラブでは温泉観光地の発展に寄与した渋沢栄一の志と功績を讃え、将来へ伝えることを目的に、大涌谷園地内に顕彰碑を建立した。功績を紹介する約10分の記念動画も作成し、箱根町に寄贈した。

 記念式典にはクラブメンバーや他クラブからの来賓、箱根町の勝俣浩行町長、(一財)箱根町観光協会の勝俣伸理事長ら95人が出席。あいさつに立った太田会長は「先行きが不透明な時代だからこそ、『ペイフォワード60th』という未来に向けたテーマを設定した。受けた恩をほかの人に広げて、次の世代に善意を送る活動を継続していきたい」と話した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS