小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日：2022.10.08
報徳食品支援センター
ひとり親家庭にサプライズ
県西地域で活動するフードバンク「ＮＰＯ法人報徳食品支援センター」（本岡俊郎理事長）が、10月１日からひとり親家庭の保護者の誕生日を祝う取り組みを始めた＝写真。
これは横浜銀行が県内の社会課題解決に向けて活動するＮＰＯ法人に奨励金を支給する「〈はまぎん〉ミライを創るアクションプログラム」を活用して実施された。
同センターは生活困窮者など必要な人に食品を届ける活動を行う中で「自分のことを後回しにしているシングルマザーやファーザーが家族で笑顔になる時間をサプライズしたい」と、このプログラムに応募。32団体の中から採択された。
初回となったこの日、ひとり親家庭などを支援する小田原市母子寡婦福祉会、開成町つくしの会、大井町おむすびの会、箱根町やまざくらの会、南足柄市社会福祉協議会の協力で、17世帯に寿司やケーキ、唐揚げなどを贈った。受け取った女性は「誰かに『おめでとう』と言ってもらえるのはとてもうれしい」と笑顔を見せた。来年８月までに、２５０世帯に提供される予定だという。
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