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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2022.10.15

ようこそ小田原へ!
新移住制度、第1号が誕生

  • 移住してきた前田さん夫妻(中央)と紹介者の小木曽さん夫妻

 小田原市は10月5日、市内移住者と移住を勧めた市民の双方に特典をプレゼントする「リファラル移住制度」を活用した最初の2家族に商品券を進呈した。

 民間企業が社員からの紹介で人材を採用するリファラル制度(紹介・推薦の意)。市は移住機運を盛り上げようと今年7月、地元木製品アンテナショップで使える1万円分の商品券を双方にプレゼントする企画をスタートしていた。

 第1号は小木曽一馬さん・なつめさん夫妻(紹介市民)と前田直さん・久子さん夫妻(移住者)。昨年10月に移住してきた小木曽さん夫妻が、市の関係者から制度の話を聞いており、以前から小田原暮らしの魅力を伝えていた前田さん夫妻が8月から移住してきたことで同制度を活用した。

 「案内された清閑亭から海を見下ろす景色を見て即決しました」と、当初の計画を前倒しして移住を決めたという前田直さん。小木曽さん夫妻も「しがらみがないまちだというのは住んでみて分かったこと。自然も身近で子育てには良い環境」と小田原の魅力を語る。

 市の担当者は「移住者に補助金を出すという施策ではなく、住民が地域の魅力を発信することで市全体が歓迎している雰囲気を伝えたい」と制度の意義を語る。同制度に関する問い合わせは市企画政策課【電話】0465・33・1268。

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