小田原市出身・在住の小説家・遠山彼方(かなた)さんの児童向け文庫『6年B組サイコー化計画!』がポプラ社のポプラキミノベルからこのほど発売された。803円税込。
遠山さんは、2020年にポプラ社主催「第3回ピュアラブ小説大賞」を受賞。受賞作を改題・改稿した『渡会くんの放課後恋愛心理学』で21年に小説家デビューした。
子どもの頃から物語を考えるのが好きで、大学では児童心理学を学んだという遠山さん。コロナ禍になり、小学校の休校などで窮屈に過ごす子どもたちの様子を知り、「何か元気づけたい」と心理学の知識を生かした小説を投稿サイトに掲載。「専門知識を使うキャッチーさだけでなく、キャラクターも魅力的」と出版社の目に留まり、大賞を受賞した。
第2作目となる『6年B組サイコー化計画!』は、「クラスの男女、仲悪い問題」や「転校生が馴染まない問題」などを、心理学で解決していく物語。前作とのつながりもあり、より幅広い年齢で楽しめる内容となっている。遠山さんは「学校生活が楽しくなればうれしい」と話している。
読者プレゼント
遠山さんのサインが入った『渡会くんの放課後恋愛心理学』を2人、『6年B組サイコー化計画!』を3人にプレゼント。希望者は、住所、氏名、年齢、電話番号、希望する書籍名を明記の上、タウンニュースの感想を添えて【メール】odawara@townnews.co.jpへ。10月31日(月)必着。応募者多数の場合は抽選。
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