戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2022.10.22

小田原市 竹内麻桜さん
15歳で絵本作家に

  • 絵本の表紙

  • キャンパスに絵を描く竹内さん

 小田原市在住の竹内麻桜さん(15)が制作した絵本『びっくりちゃんがびっくりするわけ』が第8回絵本出版賞の大賞を当時14歳の最年少で受賞し出版化が決定、9月末に作家デビューを果たした。

 主人公のびっくりちゃんは黄色いオカメインコで、びっくりすることが大好き。出会いを求めて森に出かける日々を送っている。動かず獲物を待つ鳥、ハシビロコウの生態に触れるなど、ユニークな動物と遭遇しびっくりが連続するストーリーで、最後まで楽しみながら読める。

 幼い頃から絵本が好きだった竹内さんは7歳で初めて絵本を作ったという。9歳で今作の主人公びっくりちゃんを思いつき、その後物語に仕上げていった。「好きな画家は岡本太郎」と、その画風には力強さがある。鮮やかな色合いでダイナミックにキャラクターを描いた。大賞の結果を受け「落ちると思っていたので、すごくうれしかった」と喜びを話した。

 絵本は市内書店やネットで購入できる(税込1399円)。また、11月3日(木・祝)から13日(日)には、平塚市の嬉々クリエイティブギャラリーで原画展を開催予定。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS