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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2022.10.22

「やりたいこと」地域が応援
高校生がポスターで表現

  • 地域の人が参加し撮影したポスター

  • ポスターを企画した塗師さん

 小田原高校2年生の塗師世菜さんがこのほど、同世代の高校生たちに「地域で何かやってみると面白いよ」と呼び掛けるポスターを作成。小田原高校に掲示している。

 塗師さんは昨年度、小田原市で初開催となったプロジェクト型学習ワークショップ「ふろぷろ小田原」に参加。ラグビーと小田原の魅力を動画などで発信するプロジェクト「ODAWARUGB(オダワラグビー)Y」を企画し、取り組んでいる。そのなかで、「大人の人に相談すれば協力してもらえる。このまちには、中高生がやりたいと言ったことを温かく応援してくれる土壌がある」と感じたという。

 「学校にも、輝いている人がたくさんいる。もっと外に向かってさらけ出しても良いのでは」と塗師さん。そこで、「小田校生×小田原=?」をキャッチコピーに、ポスター作成を企画した。市内で地域交流拠点を展開し、ふろぷろ小田原のアドバイザーでもある杉山大輔さん(50)に相談すると、大人たち20人以上が瞬く間に集まった。ラグビーキッズも一緒に通学路の「百段坂」で撮影。製作は、プロのデザイナーが協力してくれたという。塗師さんは「ラグビーは多彩な人が集まってプレーするところが魅力。小田原にはさまざまな職業の人がいて、まるでラグビーのようだと感じ、表現したかった」と、ポスターに込めた思いを語った。

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