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小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育

公開日:2022.11.05

真鶴中
国交省から表彰
駅前清掃を60年継続

  • 受賞を喜ぶ真鶴中学校の生徒たち

 真鶴中学校(市川麻美校長)の生徒によるJR真鶴駅前の清掃活動が「鉄道業務精励功労者及び鉄道をめぐる一般協力功労者」として10月14日、国土交通大臣表彰を受けた。

 駅前清掃は、1961(昭和36)年に同中学校が社会福祉教育研究指定校になったことをきっかけに、生徒会の活動としてスタート。当初は朝に実施していたというが、近年は月1回放課後に1学年が集まり、駅前を清掃するようになった。「外から来る人に美しい町と伝えたい」との思いから、ごみを拾うだけでなく、道路のガムをヘラで取るなどし、景観を守ってきた。

 コロナ禍などの影響でここ数年は活動を中止せざるを得ない状況が続いているが、同校の卒業生で自身も清掃活動を体験してきたという市川校長は「代々続けてきた地域に根差した活動。現在の3年生が卒業するまでにぜひ体験してほしい。年明けには再開したい」と思いを語った。

 生徒会長の松本心梅さん(2年)は、「駅は人が集まる場所できれいだと元気がもらえる。活動をつなげていきたい」と話した。

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