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小田原・箱根・湯河原・真鶴 経済

公開日:2023.02.18

県新品種かなこまち
出荷量は「昨年の倍以上」
イチゴ農家が市長を訪問

  • 今シーズンのイチゴの出来を報告した中嶋さん(中央右)

 神奈川県オリジナルのイチゴ品種「かなこまち」のシーズン到来を受け、かながわ西湘農業協同組合が2月8日、守屋輝彦小田原市長を表敬訪問した。

 同品種は2021年末、県独自のイチゴ品種として35年ぶりに誕生。糖度が高く、酸味とのバランスも良い大粒の品種として期待されたが、昨シーズンは収穫量が少なく、市内では安定的な供給ができなかった。昨シーズン2500パック(約625kg)を出荷したという堀之内の農家中嶋利充さんは、「今シーズンは昨年の倍以上出荷できるのでは」と報告。守屋市長は「クオリティーの高いものを市場に出し、利益を出せれば担い手が生まれてくるのでは」と期待を込めた。

 市は「かなこまちをいつでも食べれるような供給網を目指す」としている。今シーズンは、JAかながわ西湘の農産物直売所「朝ドレファーミ」や市内の一部量販店で販売。きょう18日(土)までハルネで開催されている「小田原冬の農産品フェア」では試食・販売を実施。午前10時から午後3時。なくなり次第終了。(問)市農政課【電話】0465・33・1494

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