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公開日:2023.04.01

真鶴の未来をつくる会
町長リコール目指し始動
5月から署名活動

  • 取材に答える青木代表

 松本一彦真鶴町長による選挙人名簿等の不正流出問題をめぐり、町民有志による政治団体「真鶴の未来をつくる会」(青木嚴代表)が、松本町長の解職請求(リコール)を目指し活動を開始することを3月24日に発表した。

 「真鶴の未来をつくる会」は、町民有志6人により3月7日に発足。青木代表は「昨年12月に(松本町長の)刑事告発が受理されたが、以降の進展がわからない。町議会でも不信任決議案が出たが否決となり、私たち町民がリコールという手段を決めて行動に移した」と話す。

 署名活動は5月10日(水)から1カ月間を予定し、署名目標数は2500筆。真鶴町の有権者は6243人(3月1日時点)で、その3分の1である2081筆がリコール成立に必要な法定署名数になる。署名収集は、請求代表者と請求代表者から委任を受けた署名収集受任者のみが行うことができる。法定署名数に到達したと判断した場合は、真鶴町選挙管理委員会に署名募を仮提出し、請求が有効であれば、請求から60日以内に住民投票が行われる。

 同会では、リコールの制度を知ってもらおうと昨年の12月と今年1月に町民意見交流会を実施したが「協力するという声の一方で、町内の人間関係や商売上の事もあり、署名がハードルという声もあった」という。

 青木代表は、「町長として信頼性は失われている。若い世代にも関心を持ってもらいたい。真鶴町政の混乱と停滞を打破し、次世代に胸を張って引き継いでいける真鶴町を作り上げていきたい」と話している。今後は集会的活動やホームページ、チラシ配布等で広報啓発活動を展開していくという。

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