旭丘高校2年の中西柊策さんと岸大地さんが、群馬県で開催される高校自転車競技の関東大会に出場する。2人にとって初めての関東大会。お互いにアドバイスし合いながら、それぞれ練習に励んでいる。
中西さんは6月5日(月)開催の自転車道路競走(ロード・群馬県)の個人ロードレースの部に出場する。偶然テレビで世界最高峰の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」を観て「かっこいい」と競技に興味を持った。中学3年のときに訪れた自転車店でチームがあることを知り、競技を始めた。週1回ほど箱根路を走るなど、練習を重ねている。
公式戦デビューは、今年4月の県高校総合体育大会の個人ロードレースの部(40Km)。「アップダウンが多く、得意のコース」と32人中5位でゴール、関東出場を手にした。「負けたのは悔しかったが、自分の力を出せてうれしかった」と振り返る。
岸さんは2日(金)から4日(日)に行われる自転車競技選手権大会(トラック・同)の「ケイリン」の部と、中西さんと同じロードレースに挑む。
友人に誘われ、中学2年の夏に初めてレースに出場した岸さん。「ぶっつけ本番だったがとても楽しくて」と地元茅ケ崎のチームに入った。4月の県総体でトラック競技のケイリンで優勝、ロードで12位になり関東行きを決めた。
ケイリンは先導者が離脱してからの駆け引きがポイント。「スタートは不利だったが先導がいなくなったときにペースを上げたら後続が離れた。これはいける」と逃げ切り、頂点に立った。
目標はインハイ切磋琢磨
入学以前からレース会場などで顔見知りだったという二人。偶然自転車店で再会し、同じ高校に進学することが分かった。練習拠点は異なるが、お互いが良きアドバイザーという。「目立つように」と選んだピンク色の高校名入りユニフォームを身にまとい、好敵手として切磋琢磨してきた。上位入賞しインターハイ出場を目指す。
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