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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2023.06.17

GPS使ってかくれんぼ
 ハミィ スマホの見守り機能で

  • 隠れている人を探す親子たち

  • ヒントスポットのスマホ画面に表示される位置情報

 南足柄市の県立足柄ふれあいの村で6月10日、小学生と保護者が参加して「デジタルかくれんぼ」が開催された。

 小田原市のHamee(株)が、見守り機能を備えたキッズスマホ「Hamic MIELS」(以下、ミエルス)のGPS機能を楽しみながら体験してもらおうと、(一社)日本かくれんぼ協会の協力を受けて初企画。小田原市内外から9組26人が参加した。

 ルールは、隠れる側はミエルスを持ち、1度隠れ場所を決めると移動できない。探す側は、隠れている人を発見したらスマホで撮影して専用アプリに画像を送信。発見するとポイント加算、逆に見つけられるとポイント減、その合計で順位が決まる。また探す側は、3カ所のヒントスポットにあるスマホの画面でGPSによる位置情報を見ることができ、隠れ場所が分かる仕組みだ。

 探す側チームは、木々の間を注意深く見回ったり、バンガローの裏や床下をのぞきこんだり。しばらくすると本部のスマートフォンに続々と画像が届く一方、位置情報のヒントがあっても制限時間の20分間で見つからない人もいた。山本楓さん(10)は、母の果林さん(44)、妹の葵さん(7)と参加。1回戦で見事に隠れ切り「近くで足音がしてドキドキした」と笑顔を見せた。

 Hamic事業部の河合成樹さんは「遊びながら防災・防犯意識を高めつつ、親子でコミュニケーションを楽しんでいただけたのでは。今後は街中や施設などいろいろな場所で開催していきたい」と振り返った。

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