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公開日:2023.06.17
真鶴町長リコール
署名数 3分の1超える
選管審査後、住民投票へ
松本一彦真鶴町長による選挙人名簿等の不正流出をめぐり、町民有志による政治団体「真鶴の未来をつくる会」(青木嚴代表)が、松本町長の解職請求を目指し、5月10日から6月10日まで署名活動を実施した。同会は6月14日の本紙の取材に対して、「リコールの成立に必要とする有権者3分の1以上の2400筆が集まった」と回答した。
真鶴の未来をつくる会は、町民有志6人で3月に発足。「昨年12月の松本町長への刑事告発が受理されて以降の進展がわからない」と、住民が直接解職請求できる署名活動の実施に踏み切った。
真鶴町では、リコールを成立させるためには有権者6217人(6月1日時点)の3分の1(2073筆)以上の署名を1カ月以内に集める必要がある。
リコールの手続きとしては、同会から真鶴町選挙管理委員会に名簿を仮提出し、町選管が20日以内に署名の有効無効を判定し、その後7日間、有権者を対象に縦覧が行われる。異議申し立てがなければ、本請求を経て、60日以内に住民投票が行われる。住民投票で有効投票の内、過半数の同意があった場合、町長は解職となり、50日以内に町長選が実施される。
青木代表は「将来に禍根を残すようなことはあってはならないとリコール運動を実施した。リコールを成功させて住民投票につなげていきたい」と話した。また、松本町長は「現時点ではコメントを控えさせて頂きたい」と話している。
(6月14日起稿)
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