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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2023.09.02

熱演に拍手喝采
外郎売の口上まつり

  • 衣装を着け独特の節回しで自己紹介をする「外郎売の六人衆」の出演者

 市川歌舞伎の演目で早口言葉としても有名な「外郎売の口上」をテーマにした「第19回外郎売の口上まつり」が8月20日、小田原三の丸ホール大ホールで開催された。

 会場は約800人(主催者発表)が来場する大盛況。今回は小田原市民をはじめ都内や大阪、神戸から通ってきた人、視覚障害がある人、声優・演劇の専門学校の生徒など多彩な顔触れが出演。和太鼓と篠笛の演奏で幕を開け、外郎売りの口上や劇「小田原城のかぐや姫」など1年間の稽古の成果が披露されると客席からステージに大きな拍手が送られた。

 同研究会の善波裕美子代表は「今年は5歳から86歳が出演するなど幅広い世代に楽しんでいただけたのでは。来年の第20回はもっと素晴らしくなると確信しています」と振り返った。

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