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小田原・箱根・湯河原・真鶴 スポーツ

公開日:2023.11.04

とらい体操クラブ井上和磨さん
けがを乗り越え全国へ
「最大限の演技をミスなく」

  • 全国に向けて平行棒の練習をする井上さん

 とらい体操クラブの井上和磨さん(東富水小6年)が9月に行われた「神奈川県ジュニア体操競技選手権大会」で鉄棒、平行棒、つり輪の3種目で1位になり、全国大会への切符を手にした。

 11月4日(土)から青森県で行われる「全国ブロック選抜U12体操競技選手権大会」の神奈川県予選も兼ねた同大会。井上さんは大会の2週間前に右足の小指を負傷。全治2カ月と診断され「大会前だったので絶望した」と出場を諦めかけていたが、整骨院や酸素ボックスなど回復に励み、大会1週間前には練習を再開できるまでに。

 迎えた大会当日、6種目の総合得点上位4人が全国への出場が決まるなかで、井上さんはけがをものともしない演技を披露した。特に鉄棒では、本番直前の練習でも一度も上手くできていなかった着地を決め、11・100とトップの点数を出した。平行棒、つり輪で1位、跳馬で4位となり、個人総合1位で全国出場を決めた。

 大会を振り返り井上さんは、「けがの痛みも感じることなくミスのない演技をすることができた」と話した。全国大会に向けては、演技構成を変更して技を増やす予定だという。「初めての全国大会になるので、自分にできる最大限の演技をミスなくやりたい」と意気込みを語った。

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