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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2023.12.23

小田原市立病院
手術支援ロボット導入
県西初 ダビンチXi

  • 手術室に設置されたダビンチXi。川口病院長がコントローラーを操作するとアームが動く

 小田原市立病院(川口竹男病院長)が手術支援ロボット「ダビンチXi」を導入し12月8日、報道関係者に公開した。導入費用は約3億円。

 手術支援ロボットの最新機種で、県西地域での導入は初という。2026年春の開院を目指している新市立病院の医療DX機能の一環。

 同ロボットでは、アームに取り付けた鉗子3本と内視鏡1本を用いて遠隔操作で手術を行う。モニターを見ながら操作する執刀医の手の動きに連動しつつ、手ブレ防止機能も備える。患者の身体への負担が少なく(低侵襲)、感染症リスクも低減。イスに座って操作ができるため、長時間の手術でも執刀医の負担も軽減される。

 手術室で公開されたデモンストレーションは川口病院長が操作。コントローラーの指先の動きに連動して鉗子が動き、針と糸をつまんでスポンジを縫合した。

 同病院では、まず泌尿器科と婦人科での手術を想定。医師らがトレーニングを行っており、来年1月下旬の使用開始を予定している。

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