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小田原・箱根・湯河原・真鶴 スポーツ

公開日:2024.03.02

YSGEMが県ベスト4
より高く、次代につなぐ

  • 日産スタジアムで3位決定戦を戦った選手たち

 459の少年サッカーチームが出場した「日産CUP争奪第50回神奈川県少年少女サッカー選手権」が2月12日に閉幕し、地元クラブYSGEMが創立3年目で4位の好成績を収めた。

 ブロック戦を勝ち抜き決勝トーナメントに進んだYSGEM。6年生4人は最後の大きな公式戦とあり、より一層の気合いを入れて臨んだ。2度のPK戦も、GKの平井宏幸さん(芦子小・6年)が3連続PKストップするなどの活躍でピンチを切り抜け、準々決勝を1対0で辛勝。YSGEMを除き、選考があるセレクションチームがベスト4に残った。準決勝、3位決定戦は実力差を見せつけられる結果となるも選手たちは成長に貪欲だ。キャプテンの高野琥太さん(三の丸小・6年)は「チームとしても個人としても課題を感じた」と振り返り、平井さんは「強いチームと戦うとそれだけ勉強になる。来年は優勝できるチームになってほしい」と次の世代に託した。

 この春、同チームの5年生6人はスペインで開催される世界最大規模のサッカー大会MICに出場する。高いレベルに触れることで成長の機会を与える。今井浩一代表は「小さくても、足が速くなくても、チーム力で高みへの挑戦はできる」と語った。

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