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公開日:2024.03.02

箱根モビリティ
県内初の軽EVタクシー
22日から運行開始

  • 軽EVの前に立つ、於保社長(右)と正木さん

 小田原・箱根・足柄地域のタクシー事業者箱根モビリティサービス株式会社(於保裕治社長)が2月22日、軽自動のEV(電気自動車)タクシーとして県内で最初に登録された車両の運行を開始した。

 二酸化炭素の排出量削減を目指し、全国的に進むタクシーのEV化。同社でも昨年4月頃から普通車タクシーのEV導入を進めてきた。

 箱根町は、湯本など道幅が狭いエリアが多いことから、小回りが利き、かつ乗務員として女性の雇用拡大が期待できる観点から軽自動車の導入を検討していたという。

 今回、同社が導入したのは日産サクラ1台。運行を始めた22日には、箱根町役場前で出発式を執り行い、勝俣浩行町長らが出席した。車両のリアドアには「きれいな箱根いつまでも」という標語と箱根の豊かな自然が描かれた絵がラッピングされている。これは正木翔大さん(箱根の森小・6年)が町の絵画コンクールで最優秀賞を受賞した作品で、同社の担当者は「環境への配慮がテーマの絵なのでぴったり。ラッピングに採用させていただいた」と話す。

 今回導入した車両は、パートタイムで勤務する女性乗務員がメインで運転する。同社の担当者は今後の軽自動のEV導入について「評判や状況を見ながら検討していきたい」と話した。

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