箱根町で7月19日(金)から28日(日)にかけて、第1回箱根芸術祭が開催される(同芸術祭実行委員会主催)。葉山在住のアメリカ人写真家ブルース・オズボーン氏を筆頭に、町内外のアーティストが写真や絵画、芝居などを発表する。
箱根を大きなキャンバスに見立てて、回遊をしながらアートを楽しんでもらおうという試みで、湯本や芦ノ湖、仙石原など町内全域に約20の会場が設けられる。通常は酒屋やカフェ、ホテルとして営業する場所が期間中は、アートを楽しめる会場に変わる。実行委員会の遠藤詠子さんは「作品を発表したいアーティストと会場を提供したい事業者がつながるきっかけにもなれば」と話す。
出会えるアート
芸術祭を目的に訪れなくても、町を歩いていれば気軽にアートに出会える「パブリックアート」としての在り方をこの機会に提案できればと、実行委員会は原謙吾商店(二ノ平1069の2)のウインドーに作品を展示する。
同芸術祭の発起人でもある写真家の遠藤桂さん(強羅在住)の写真に、町内の5歳児が描いたテントウムシと巫女の絵を合わせたコラージュ作品の前で、期間中は同商店で購入した酒を飲む「角打ち」ができる。遠藤桂さんは「アートは湧き出るものが原点。感情のままに表現する子どもを見習いながら、みんなでアートを楽しみましょう」と呼び掛ける。
19日の午前10時頃から11時には、津軽三味線奏者の澤田邦弦氏が湯本のあじさい橋から「いっとき処 いろんな」まで演奏して練り歩くパフォーマンスも予定している。
会場や発表作品などの詳細は公式HP。
![]() 箱根芸術祭公式HP
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