神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

小田原市 移住促進 オンラインで コミュニティを開設

社会

公開:2024年8月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
オンライン上で移住について情報交換ができる
オンライン上で移住について情報交換ができる

 小田原市が8月20日、移住検討者向けに登録制オンラインコミュニティ「オダワラボコミュニティ」を開設した。移住についての相談や困りごとに対して、先輩移住者などと情報交換ができる場をオンライン上に設け、移住を促進していく取り組みだ。

 これまで市は移住促進の取り組みとして、ネット相談やお試し移住、セミナーの開催などを行ってきたが、場所や時間を問わずより気軽に相談ができるようにと同サービスを開設した。自治体が主体となって移住促進の取り組みをオンラインコミュニティで行うのは県内で小田原市が初めて。

 コミュニティ内には移住検討者のほかに、移住して間もない人や市の担当者、先輩移住者を中心とした「移住サポーター」が登録。移住に関する相談のほか、移住サポーターがおすすめのスポットやお店などを紹介して小田原での暮らしを伝える場となっている。また、会員限定の交流イベントも今後行っていく予定。市の担当者は「気軽に雑談ができる場になれば」と話している。

相談件数、増加続く

 小田原市はコロナ禍によるライフスタイルの変化で移住相談が増加。2019年度に136件だった移住相談件数が20年度に355件と急増した。その後も相談件数は増加を続けて、昨年度は444件だった。相談者の居住地は都内と神奈川県で半分以上の割合を占めており、年齢は30〜40代が多いという。相談件数の増加と並行し、21年からは転入者が転出者を上回る「転入超過」が続いている。今年も転入超過が見込まれているという。

 市によると、小田原駅周辺での移住が人気を集めているというが「駅周辺に限らず、全域で魅力のあるまち。このサービスを通して市内に住む人と交流してもらいリアルな暮らしと魅力を知って頂きたい」と期待する。オダワラボコミュニティの登録は「オダワラボ」HP内の申込みフォームから申し込み。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

旧三福不動産が最高賞

国交省不動産アワード

旧三福不動産が最高賞

独自の地域再生手法に評価

6月14日

宿泊税の条例案提出

湯河原町

宿泊税の条例案提出

可決なら県内初

6月14日

開成との青少年交流10年

真鶴町

開成との青少年交流10年

田植え体験に小学生が参加

6月14日

一般公園化 活用模索へ

真鶴町お林展望公園

一般公園化 活用模索へ

暫定でパークゴルフ場も継続

6月7日

事務所の無償譲渡を要望

小田原安協

事務所の無償譲渡を要望

撤去費用を捻出できず

6月7日

1市2町で減少傾向

可燃ごみ排出量

1市2町で減少傾向

本紙アンケート 箱根町は微増

5月31日

あっとほーむデスク

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook