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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2025.04.18

小田原市役所前庭
地元木材のベンチ設置
「温かみや魅力を身近に」

  • 設置されたベンチ

 小田原市役所の前庭広場に4月14日から「小田原産木材のベンチ」が設置された。ベンチは、川崎市が取り組んでいる国産木材利用促進を目的とする「川崎市木材利用促進フォーラム」に小田原市が参加する中で、市内の森林や木材をPRすることを目的に制作されたもの。

 ベンチの材料は、辻村農園内(市内久野)の枯死したカシの木。伐採した幹(直径1m)の座部をくり抜き、燻蒸処理や大工職人の手作業による加工を施した。

 力強い木肌をそのまま生かした、自然の風合いを感じられる仕上がりとなっている。

 ベンチは川崎市内のイベント「市役所通りパークレット化プロジェクト」に出展、展示されていた。「多くの人に小田原産木材の温かみや魅力を身近に感じてほしい」と、市役所前庭に移設されることになった。

 設置後は誰でも利用可能。また、ベンチに貼付されている二次元コードから制作過程の動画を閲覧できる。

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