神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

箱根町 6年ぶり2千万人超え 2024年入込観光客数

社会

公開:2025年6月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
6年ぶり2千万人超え

 箱根町は6月5日、2024年の入込観光客数が前年比104・1%の2031万人となったと発表した。入込客数が2000万人を超えたのは6年ぶり。

 宿泊客は前年比101・2%の398万4千人。このうち外国人観光客は、水際対策の終了が要因で前年から14万9千人増加の49万3千人となった。外国人の町観光案内所利用状況でみると、上位がアメリカ、中国、韓国。特に中国は23年では上位5カ国に入っていなかったが急増した。一方、日本人観光客は物価高騰やパリオリンピック開催に伴う出控えなどの影響を受け、前年を下回った。

 日帰り客は、1632万6千人とコロナ前の水準近くまで回復した。公共交通機関の乗車パスが好調だったことに加え、宿泊客と同様に外国人観光客の増加を理由に、前年を上回った。

 月別では、仙石原すすき草原や紅葉が見ごろになった11月が前年に続き最大入込で210万人超。閑散期とされる2月、3月、6月はインバウンド需要の好調で前年を上回るも、8月、9月は台風の影響などもあり、前年を下回った。

 (一財)箱根町観光協会(箱根DMO)の佐藤守専務理事は、8月の入込客数が減少傾向にあることに危機感を示したほか、「観光地経営として人数も大事だが、満足度を上げて観光消費を高めていくことが重要。PRをした結果、混雑して行きたいところに行けないとなると、次がどんどんなくなっていく。混雑の集中を避けるためにも箱根観光デジタルマップや『はこタビ』を使って分散していくことが大事」と述べた。

 勝俣浩行町長は「箱根DMOや民間企業と連携しながら、ブランド力の強化と国内客層への魅力発信を進め、世界中の人々から愛され続けるオンリーワンの観光の町を目指して取り組んでいきたい」と話した。

観光客でにぎわう湯本駅前商店街(6月10日)
観光客でにぎわう湯本駅前商店街(6月10日)

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

響くクラリネットの音色

響くクラリネットの音色

7月20日に演奏会

7月14日

民間2施設と協定

小田原市クーリングシェルター

民間2施設と協定

ダイナシティとマックスバリュ

7月12日

小田原のクラブと交流

サッカー町野修斗選手

小田原のクラブと交流

鈴廣かまぼこ大使就任記念

7月12日

「青色十色」 6―7月号を配布

小田原青色申告会

「青色十色」 6―7月号を配布

7月12日

ハルネに逸品集結

ハルネに逸品集結

活き活きマルシェ

7月12日

クリニック併設 安心の住まい

クリニック併設 安心の住まい

12日・13日 試食付き見学会

7月12日

体感ハウス

1年中快適な家を体験してみませんか

https://www.aoki-kensetu.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook