小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2025.06.28
日本新薬(株)
モリンガ栽培で環境保全
日本新薬株式会社小田原総合製剤工場(小田原市桑原)が6月4日、地域連携と環境保護の一環で、CO2吸収効果が高いとされているインド原産の植物「モリンガ」の栽培を開始した=写真。
CO2排出量削減に力を入れている同社。昨年、神奈川県などが主催した「企業・NPO・学校パートナーシップミーティングin県西」で開成町を拠点に環境保護活動に取り組む非営利活動団体「セーブ・ザ・アースinかいせい」(井上拓美代表)の活動を知り、今回10株を購入して育てることにした。井上代表は「モリンガはCO2の吸収量が他の植物より多く、栄養素も高いことが特徴。環境問題への取り組みに協力いただけてありがたい」とコメント。苗を受け取った同社総務部の松永堅二部長は「今後も地域団体と連携して、社会貢献できる取り組みを進めていきたい」と話している。
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