小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日：2025.07.12
小田原市
矢作小に防犯カメラ増設
器物損壊事件受け
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破損した屋上の天窓（小田原市提供）
小田原市立矢作小学校で６月下旬に発生した器物損壊事件を受け、市が近く同校敷地内に防犯カメラを増設することが分かった。
同校では、６月24日と30日に校舎屋上の天窓ガラスやカバーが割られ、空調用の配管などが壊される事件が発生。市が被害届を提出した。被害額などは算定中という。
市教育委員会によると、屋上につながる２カ所の非常階段は施錠され、平常時には外部から侵入できない構造になっているという。
校門など人が出入りする箇所には防犯カメラが複数台設置されており、一連の被害を受けて同校では７月２日、契約する警備会社の立ち会いで出入り口に死角などがないかを確認した。新たに防犯カメラを増設することが好ましい場所があったことから、近日中に設置するという。
市教委では市内各校の学校長が集まる校長会でも事件の経緯などを説明するとしており、「子どもたちが生活する学校で起きた事件なので、安全に配慮しながら防犯対策をより一層強化していきたい」と話している。
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