小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2025.08.30
小田原市消防本部
コンビニ利用に理解を
職員、出動の合間などに
救急出動などが重なり食事や水分を取ることが難しい消防職員のため、小田原市消防本部では8月22日から、出動の合間などに職員がコンビニエンスストアに立ち寄れるようにした。
近年は出動件数の増加や活動時間の長期化により、職員が帰署できず別の現場に直行するなど食事時間やトイレ休憩を確保できないケースも増えているという。しかし同本部ではこれまで、職務中のコンビニ利用は住民感情などに配慮して控えていたという。
日本フランチャイズチェーン協会加盟のコンビニエンスストアの協力を得て、飲料や食品の購入、トイレの利用などができるようにした。車両がコンビニの駐車場を利用する際は、災害や救急事案への対応ではないことを示すため「コンビニエンスストアを利用中です 食事や水分補給にご理解をお願いします」と書かれたポスターを車両のダッシュボードなどに提示する。
協力するコンビニは、セブン─イレブン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ローソン。同本部では「朝に出動して夕方まで帰れず食事がとれない職員もいる中で、市民の皆さまもコンビニ利用へのご理解をいただきたい」と話している。
同本部管内では2024年中に2万件を超える出動があった。
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