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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2025.08.30

「ハナレザル」今いずこ?

 小田原市内で8月18日から19日にかけて、群れから離れた雄のニホンザル2頭が相次いで目撃された。小田原市環境保護課ではホームページで注意を喚起していたが、19日には南足柄市に移動したとみられる。

 2頭のサルは18日午前中に城山で目撃されて以降、荻窪や久野、扇町を移動した。19日朝には府川に出没。民家の網戸を開けて屋内に侵入し、仏壇に供えられた食べ物などを奪うといった事例が数件発生したほか、菜園の作物が食い荒らされる被害も発生した。

 サルはその後、19日から22日にかけて南足柄市南東の相模沼田駅や岡本小学校、南足柄中学校、塚原のグリーンヒル地区などで目撃されている(22日現在)。

 小田原市や南足柄市には現在、群れをなして行動するサルはおらず、同課では湯河原町に生息する「T1群」から離脱した個体である可能性があると推測している。「夏は意外とサルの餌が少ない」(同課)ことから、餌を求めて人里に現れたのではないかという。

 同課では、サルを見かけても大声は出さない、目を合わせない、餌を与えないなどの防衛策を呼び掛けている。

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