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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2025.09.06

遊覧船衝突想定し訓練
小田急箱根など3社ら連携

 箱根町の芦ノ湖で9月1日、観光船などを運航する3社などが連携し、湖上での重大事故を想定した訓練が行われた。海賊船を運航する(株)小田急箱根が主催し、箱根遊船(株)と(株)西武・プリンスホテルズワールドワイドのほか、小田原警察、芦ノ湖水上安全協会、箱根町赤十字奉仕団の関係者ら約50人が参加した。

 訓練は、海賊船と西武が所有する水陸両用バスが沖合で衝突し、海賊船が運航不能になったという想定で実施。船内スタッフは負傷した乗船客の応急処置を行い、救命胴衣の着用方法をレクチャーした。救助要請を受けた箱根遊船の遊覧船と小田急箱根の救助艇が海賊船に接舷すると、スタッフが乗船客を遊覧船に誘導した=写真。

 芦ノ湖では昨年から、小田急箱根の呼び掛けで船舶などを運航する事業者による合同訓練を実施している。同社の鈴木勝明船舶部長は「本格的な訓練を通して他社との連携を確認する良い機会になった」と振り返った。

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