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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2026.08.15

湯河原町 サル対策 県に直接要望 全頭捕獲許可求める

  • サル対策 県に直接要望 (写真1)

 湯河原町内で相次ぐニホンザルによる生活環境や農作物への被害を巡り、内藤喜文町長は7月15日、神奈川県庁舎を訪れ、県に対して被害対策に関する要望書を手渡しで提出した。町関係者が要望を直接届けたのは今回が初めて。被害解決に向けて強い意志を示す形となった。

 要望は町内にいる約20頭のサル群の「全頭捕獲の許可」を求めるもの。

 町の調査によると、2025年中に確認されたサル被害は宮下地区を中心に6054件。過去3年間の推移と比べると総件数自体は減少傾向にあるものの、家の設備の破損や家屋内への侵入など悪質な被害は継続。町民が追い払いをしても逆に威嚇するなどニホンザルが人間に慣れてきている様子もうかがえるという状況が続いている。

 これまで町は、連日の追い払い作業や悪質な個体の一部捕獲といった制限された枠組みの中で対応を続けてきた。しかし、サル群の被害が収束しない現状を踏まえ、県に改めて強く要求した。

 取材時点で県からの回答は出ていないが、町は今後、他都道府県との状況共有や、県の対応を見て方向性を決めていく。

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