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子どものインフルエンザワクチン 医療レポート 今シーズンから接種量変更に 取材協力/ねもと総合内科クリニック
厚生労働省は子どものインフルエンザワクチンの接種量を今シーズンから変更することを決めた。今回の変更点や予防接種について、栃木県予防接種センター開設時の中心メンバーでもある、ねもと総合内科クリニック(山北町)の根本佳和院長に話を伺った。
「わが国の予防接種体制はWHO(世界保健機関)等の世界標準に比べて遅れています。今季の変更でインフルエンザワクチンの接種量が増量され、ようやく欧米並みになったといえます。接種回数の変更はなく、13歳未満は2回です。増量に伴い重症化防止を含めた更なる効果が望めますので、しっかりと接種することをお勧めします」と院長は話す。
日本の予防接種は”後進国”であり、はしかではアメリカの罹患率と日本の死亡率が少し前まで同じぐらいだったという。「子供の予防接種では、小児肺炎球菌、ヒブ、子宮頸癌などのワクチンが公費負担されるようになりました。予防接種で健康被害を防ぐのは意義あることです。高齢者の方は肺炎球菌の予防接種をぜひご活用下さい」と強調した。
【根本院長プロフィール】日本内科学会総合内科専門医、日本救急医学会救急科専門医、日本渡航医学会認定医、日本糖尿病学会会員。
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