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松田町 公共施設をLED化 電力削減に湘南電力と契約

経済

公開:2019年9月21日

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会見場で握手をする(左から)湘南電力・原代表取締役、本山町長、ほうとくエネルギー・志澤昌彦取締役副社長
会見場で握手をする(左から)湘南電力・原代表取締役、本山町長、ほうとくエネルギー・志澤昌彦取締役副社長

 松田町は、湘南電力株式会社(小田原市扇町・原正代表取締役)と公共施設に関する電力削減サービス基本契約を締結した。公共施設にLED照明を設置し、電力使用量と電力料金の削減を図る。

 LED化する公共施設の第1弾は松田町民センター(松田町松田惣領)で、大ホールを除くほぼすべての約1000個をLED電球に交換。10月1日から運用を開始する。

 事業の仕組みは、LED照明の設置と保守を湘南電力が行い、町は電気料金とサービス料金を同社に支払う。LED照明機器は、ほうとくエネルギー株式会社(小田原市扇町)が購入したものを湘南電力にリースする。契約期間は10年間。

 町によると同センターの電気料金は年間約780万円で、試算ではLED化による電気料金の削減額と電球交換などメンテナンスコストを合わせると、年間35万円程度の削減が見込めるという。

 町役場で9月11日に開いた会見で本山博幸町長は、「町にとっては、初期投資がないのはありがたい。行政にとって踏み込みやすいスキームだと思う」と説明し、「経費削減だけでなく、省エネが進めばCO2削減にもつながる」と意義を強調した。原代表取締役は「松田町さんのエネルギーの地産地消、経済の地域内循環に貢献していきたい」と考えを述べた。

 町と湘南電力、ほうとくエネルギーは2016年に株式会社エナリス(東京都)を含む4社で「松田版エネルギー地産地消モデルの構築に関する協定書」を締結。公共施設2カ所に太陽光発電と蓄電池設備を設置している。

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