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専門医に聞く 医療レポート足柄上病院シリーズ㊷ その痛み諦めないで 取材協力/県立足柄上病院
足柄上病院では、今年4月から人工関節センターを設置した。センター長に就任した草山喜洋医師は、これまで横浜市立大学附属病院や横浜市立市民病院の整形外科で、約10年に渡り膝を中心に診療を重ねてきた。
現在、日本では変形性膝関節症の有病率が70歳を超えると50%以上、推定患者数は2500万人という報告があるという。
県西地域でも高齢化が進み、こうした社会情勢を受けて、同センターを設置。草山センター長は「人工関節センターという名称だが、手術のみを行うのではなく、膝痛を中心とした関節痛に対する精密検査やリハビリなども行っていきます」と話す。
膝の痛みが原因となり、自立歩行が困難になることをはじめ、仕事や趣味ができなくなってしまうなど私生活にも支障をきたす。
同センターでは、50代・60代で慢性的な膝の痛みが出始めた人から相談に応じ、症状や目的に合わせて治療方法を判断する。手術が必要な場合の方法はさまざまで、関節温存が可能な「骨切り術」や低侵襲な「人工膝関節単置換術」、高度な変形にも対応できる人工膝関節全置換術」など各種術式を使い分ける。
「当センターでの治療は一人、一人のゴールが異なる。変形の程度に応じて、手術が必要なのかどうかを含め、患者さんのニーズに合わせた治療を提供します」と草山医師。「もう私は無理かもしれない」と諦めるのは、まだ早い。
地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院
神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1
TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377
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