南足柄市は県西地区におけるスポーツ振興の拠点として、市体育センターグラウンドを人工芝化する。各種イベント開催のための環境を整えることがねらい。今後、請負業者を決め、2021年7月以降の着工、22年4月の利用開始を目指す。総事業費は約2億6000万円を見込む。
グラウンド総面積(1万1396平方メートル)のうち、サッカーコートに該当する部分(7848平方メートル)はフルコート用の競技用人工芝(ロングパイル)となる。JFA(公益財団法人日本サッカー協会)の認可を得て、全国社会人サッカー選手権大会や全日本大学サッカートーナメントなどでも使用できるようにする計画だ。このほか、グラウンド周囲のネットフェンスの張り替えや体育館東側にある広場やトイレの整備、更衣室の設置、アルミ製のベンチやフットサル用のゴールの購入も予定している。
人工芝化に伴い、今後重機が入れなくなるため、現在グラウンドに設置されている照明塔のLED化も先行実施する。市が進める第5次総合計画の重点プロジェクトの一環。市体育センターグラウンドの工事中も、市運動公園多目的広場などの各施設は利用可能だ。市文化スポーツ課は「利用する方々に喜んでもらえるよう準備を進めたい」と話していた。
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