長野県千曲市などで5月8日に開かれた軟式野球の第47回寿野球全国大会で、南足柄生涯野球クラブ(坂本伸二監督)が初優勝した。最後まであきらめない泥臭い全力プレーで優勝旗を手中にした。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりとなった大会には各地から33チームが参加。参加資格は40歳以上で、グラウンドでプレーするナインの年齢を合計450歳以上にすることがルール。同クラブは40代後半〜50代前半の12人を選手登録。南足柄市の総合グラウンドで練習に励んで大会に臨んだ。
大会は前回の戦績をもとに4チームごとに分けて、トーナメント方式で実施。同クラブは強豪が集う最上位のトーナメントにエントリーされ、千曲市長杯を争った。
初戦となった寺井スプリングス(石川県)戦では、2点ビハインドで迎えた最終回で逆転すると、その裏をしっかり抑えて4対3で辛くも勝利をつかむ。決勝戦では前回優勝の高岡西部名球会(富山県)と対戦。7対3としてリードで迎えた最終回に、意地を見せた相手に土壇場で追いつかれて決着は抽選に委ねられることに。最後は運を味方につけた同クラブに軍配が上がった。
キャプテンの久野慎一郎さん(48)は、「大活躍した選手はいないが、ミスをしても全員でカバーして最後まで泥臭く戦った。次回は文句なしの勝ち方で連覇を果たしたい」と話していた。
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