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足柄 意見広告

公開日:2022.09.10

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県議会議員の定数と強制合区について
神奈川県議会議員(足柄下選挙区)高橋のぶゆき

 昨年7月に設置された、議員定数等検討委員会は、9回開催され、懇談会も必要に応じ開催されてきました。

 令和2年国勢調査結果を受け、平成27年国勢調査結果から微増した人口に対して、県議会議員の定数をどう対応すべきか検討した結果、現在8ある常任委員会の委員数を最大限考慮し、現行のままの総定数を105人としました。この決定により、県議会議員1人当たりに対する人口数は8万8千人となり、選挙区の人口が「議員1人当たりの人口」の半数(4万4千人)を下回った選挙区に対して、強制合区の議論に入りました。

 愛甲郡は、厚木市と強制合区になります。三浦郡は、公職選挙法第271条「第16条第2項の前段の規定にかかわらず、当該区域をもって1選挙区を設けることができる。(抜粋)」これを根拠に特例措置選挙区となります。足柄下郡は、県西部全体の県会議員数や今後予想される状況を十分考慮し、南足柄市との強制合区となりました。

今後の検討課題

 公職選挙法の原則どおり、県議会議員選挙に対しても、人口に比例して配分する方法で良いのか。都市部に集中してしまう可能性が大きく、人口減少地域の県民の声が届きにくくなり、現在のまま進めていくことは問題です。人口の少ない他県では、県議会議員1人に対しての人口比も違います。政令市と郡部の県議会議員との役割の違いなどを考慮し、国に対し制度改正等を強く訴えていく必要があります。

 自民党県議団では、委員会を立ち上げ、県内選出の国会議員とも考えを共有し、議論を進める準備に入ります。地域の声を県政に届けるため、人口減少社会に対応した制度改正を実現できるよう要望して参ります。

高橋延幸事務所 

湯河原町土肥1-7-23-102

TEL:0465-62-5667

https://www.takahashinobuyuki.jp

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