足柄 ピックアップ(PR)
公開日:2023.10.07
40歳過ぎたら「眼底検査」
全身の病気発見にも有効
自覚症状がなく病状が進行し、気づいた時には対応が限られる―。実は、目の病気の多くがこれにあたる。だからこそ早期発見が重要で、その手段は「眼底検査」を受けることだ。
足柄上病院の杉江正崇医師は「眼底には目以外にも、全身の病気の発見につながるサインが多くある」と言い、眼底検査の重要性を説く。
検査は眼底鏡を使って医師が観察したり、眼底カメラを使い写真を撮影したりする方法がある。
眼底血管は人の身体の中で、唯一、直接見ることができる血管であり、緑内障や白内障はもちろん、高血圧、糖尿病、動脈硬化の有無も見つけることができるという。
病気発見に有効な眼底検査だが、会社等の健康診断で必ず行われているわけではないので、そもそも検査をしたことがないという人も少なくない。杉江医師は「40歳を過ぎたら、年1回は眼底検査を受けてほしい。病気だった場合の未来が違う」と話す。そして、一番怖いのは「セルフジャッジ」と続ける。
自己判断は禁物
日本人が失明する原因の第一位は緑内障。そして40歳以上では約20人に1人が緑内障にかかるとされている。赤くなった、かすむ、ぼんやりする、視野が狭い、見えづらい、暗く感じるなどの症状を「加齢のせい」と自己判断することは、対応を後回しにすることにほかならない。杉江医師は「検査に時間はかからない。目の変化を感じたら、まずはかかりつけ医へ」と話している。
神奈川県立足柄上病院
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足柄上郡松田町松田惣領866-1
TEL:0465-83-0351
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