南足柄市文化会館大ホールでトイレの改修工事が行われている。和式を全て洋式にし、バリアフリートイレにはオストメイトやチャイルドシートも設置する。身体障害者や幼い子どもを持つ人も大ホールを利用しやすくなる。工事は3月末までを予定。
同館は1992年に開館し、すでに30年以上が経過している。これまで照明や舞台機材などの改修は行われていたが、トイレは後回しになっていた。しかし、近年あまり見かけなくなった和式トイレはイベント開催時のアンケートでも改善の要望が多く、市は検討を進めていた。ここ数年で市役所や体育センターなどのトイレの改修が進んでいる状況もあり、同市はトイレの改修を決めた。
1階から3階まで男女合わせて計16基あった和式トイレ(全29基中)を全て洋式に。また1階と2階の男女トイレに1つずつチャイルドシートを設置。男性トイレにも付いているのは育児に参加する男性が増えている現状を考慮してのことだ。
市文化スポーツ課の担当者は「老若男女どなたでも快適に過ごせるようになると思う。これからも皆さんに文化事業を楽しんでいただけたら」とコメントした。
来年の同時期には小ホールのトイレ改修も予定しているという。
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