足柄 教育
公開日:2025.07.19
町の未来を高校生が提案
立花学園2年生
立花学園高等学校の2年生は7月10日、総合的な探究の時間を活用し、「動く探究」の成果発表会を行った。
同校は4月から4〜5人の班に分かれ、松田町の課題を発見し、その解決策を地域に提案・実装することを目指して学習に取り組んできた。
この日は、役場職員や地元関係者らも出席。生徒からは、地場産農作物を使用した料理、地域の交流を強化する「奴さん体操」などが発表された。体操の提案は、当初は町の人口減少に着目し、町の外から人を呼び込む方法を考えていた。探究を進める中で、「今この町で暮らす人に貢献し、町を良くしたい。その結果、町の魅力が外へ伝わっていけば」と考えるようになったという。
来場した地域関係者からは、「若者ならではの発想と行動力に驚いた」「地域の未来に希望が持てる発表だった」などの声が上がっていた。
同校は「生徒が地域に赴いたフィールドワークではインタビューを通して、机上の情報だけでは見えなかった課題の本質を体感することができた」と手応えを話した。
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