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足柄 あっとほーむデスク

公開日:2025.08.23

記者が見た、聞いた、感じた、を伝える
あっとほーむデスク
8月23日0:00更新

 先日、大学教授の話を聞く機会がありました。学生たちが最終的に「心理的安全性」に逃げる場面が多々見られるとのこと。対話をせず、みんなの考えを良しとするので、結局、まとめは個々の感想になるそうです。時に耳の痛い指摘もあれば、対立や批判もある。それらを恐れずに議論や挑戦ができる土壌があることが本来の心理的安全性で、個人や組織、集団には、そうした中でよりよいものを創造したり、成長したりすることが求められています。しかし「居心地が悪くない」的な解釈になってしまっているそうです。確かに、無駄なエネルギーを使いたくない、さほど思い入れがない、気まずい関係が嫌、そんな声をよく聞くような気がします。

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